朝の海辺に心地よい汗を――地元砂浜の清掃活動に参加してきました

自然

朝6時。まだ眠気が残る空気の中、私は地元の砂浜で行われた清掃活動に参加してきました。毎年恒例となっているこの取り組みは、冬のあいだに浜辺へ打ち寄せられた流木やプラスチックごみなどを回収し、美しい浜を取り戻すために行われています。

この日は、地元の有志や地域の子どもたちなど、さまざまな世代の方が集まりました。手に手にゴミ袋を持ち、無心にゴミを拾い集める姿に、静かな感動を覚えます。ときどき波の音や鳥の声が聞こえるだけの、穏やかな時間でした。

浜辺には、ペットボトルや漁具の破片、流木、発泡スチロールのかけらなど、思った以上に多くのゴミが。自然の中に人工物が混じる光景に、海の環境問題を改めて感じさせられました。同時に、それを一つひとつ取り除いていく作業が、こんなにも清々しく、やりがいのあるものなのかと、少し驚きもありました。

約1時間ほどで作業は終了。ゴミ袋に詰められた大量の漂着物を見ると、私たちの小さな行動が大きな変化につながっていることを実感します。そして何より、きれいになった砂浜を眺めたときの達成感はひとしお。海風が心地よく吹き抜ける浜辺に立って、「今年の夏も思いっきり楽しめそうだな」と思わず笑みがこぼれました。

この活動を通して、人と自然とのつながり、そして地域とのつながりを改めて感じました。夏が本格化する前に、こうした準備ができたことはとても大きな意味があります。

これからの季節、海でのキャンプや海水浴、バーベキューなど、アウトドアを満喫する機会が増えることでしょう。だからこそ、こうした地道な取り組みが、みんなの楽しい思い出を支えているのだと思います。

来年も、またあの朝のように、みんなで集まってこの浜をきれいにできたら――そう願いながら、今日は少し誇らしい気持ちで1日をスタートしました。

🧹 地域の宝を未来へつなぐ一歩。
この美しい自然を訪れた方々にも、ぜひ感じてほしい——地元の人々がどれだけこの風景を大切にしているかを。地域住民が力を合わせて清掃したこの浜辺。訪れたあなたの思い出が、自然を守る気持ちにもつながりますように。

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